まだまだ2月で寒い日も続きますが、急な季節外れの暖かさの日もあったりして、寒暖差により体調を崩してしまうなんて方も多いと思います。
暖かくなるのは良いのですが、それと同時に花粉症の方にはとても辛い季節がやってまいりました。コロナ禍の現在、あまり酷い花粉症の症状がお有りの方は、どうしても周りの目も気になってしまいますよね。
そこで、今回は『花粉症』についてお話しようと思います。
そんな事を今さら説明されなくても知ってるよ!って思うかもしれませんが、ちょっとしたおさらいです。
◎花粉症の主な原因と症状
○原因
花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によって鼻水等の症状が引き起こされることをいい、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。メカニズムとしては、アレルゲンが鼻腔内の粘膜に付着すると、体内に抗体が作られマスト細胞という細胞に結合します。その後再びアレルゲンが侵入すると、マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出されることにより鼻水等のアレルギー反応が引き起こされます。
○症状
・鼻水・・・風邪などによっておこるやや粘性が高く黄・黄緑がかった鼻水とは違い、花粉症の鼻水は「水のような」粘り気がなくサラサラした透明のものが止まらずに出てきます。
・鼻づまり・・・鼻粘膜が腫れて鼻からのどへの通り道が狭くなることによって、鼻づまりが起こります。口で呼吸をしがちになりますので、口の渇き、咳といった症状が出たり、においを感じにくいため食べ物の味が分かりづらくなったりします。
・くしゃみ・・・「くしゃみ」は、鼻の粘膜についた花粉を取り除こうとして起こる症状です。花粉症のくしゃみは、風邪やインフルエンザの際のくしゃみより回数も多く、ほとんどの花粉症の人が悩まされる症状です。
・その他・・・症状が重い方は、皮膚や目のかゆみ、頭痛、倦怠感や寝つきにくいといった症状が伴うこともあります。
◎花粉が飛びやすい気象条件
・晴天または曇天の日
・前の日に雨が降った日
・日中の最高気温が高めの日
・湿度が低く、乾燥した日
・強めの南風が吹いたあと、北風に変わった日
※上記の気象条件をふまえて、対策を練ってみてはいかがでしょう!
長くなってしまうので、対策やご自身でも行えるセルフケアについてはまた次回にお話したいと思います。